宮村 優子 磯 光雄 / 徳間書店 2007-04
価格 : ¥ 860(定価 : ¥ 860)
ユーズド : ¥ 114
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小説版『電脳コイル』第一巻―ストーリー全体の序章― : カナブンとスズメ : 2008/06/22

第一巻のメイントピックは小此木家の大黒市への引越し、イリーガルの出現、
デンスケの災難、放課後の電脳対決、そして「皿まわし」でのヤサコとイサコの対面です。
「皿まわし」がヤサコとイサコにとっての「出発点」(322頁)となったとあるように、
第一巻は本ストーリーに入る前の序章となっています。
ヤサコ‐イサコの関係はもちろんのこと、ヤサコ‐タラちゃん、イサコ‐お兄ちゃん
ハラケン‐カンナなどの人たちの関係や“もうひとりの手ごわいヤサコ”の存在、
新旧の校舎をつなぐ連絡通路の「妙な『正しさ』」(261頁)などなど
今後の物語の展開の伏線が随所にちりばめられています。
安易に読み飛ばせないのが第一巻の特徴です。
小説ならではの面白さ☆ : smily : 2008/04/28

アニメを見て興味が沸き、小説を読みました。
アニメとはだいぶ異なる部分もありましたが、私は小説のほうに
はまってしまいました。
登場人物のそれぞれの心情、過去が記されていて、特に「心」の
部分では、それぞれの葛藤、孤独、喪失感、罪悪感など、
リアルな人間像が浮かび上がってて面白いです。
(↑1巻から5巻までを通して)
その時々の心情を具体的に楽しめるのは、やっぱり小説ならでは
だと思います。
アニメとは別作品 : タロイモ : 2008/04/21

アニメ版の世界観は非常に作りこまれていてリアリティもあったので掘り下げたら面白いんじゃないかと思っている方も多いと思います。
私もその口でしたので正直ガッカリしましたね、最も変えられたくない設定を変えられたというか。アニメは世界観重視、小説は登場人物の心情を重視したような印象です。
それと厚さの割に内容は少ないですね、880円分の文章量ではないと思います。
子供さんにはちと難しすぎる。かも。 : さきいか : 2007/12/17

なかなか凝ってますね。まあ悪くない物だと思います。だけど、場面が引っ切りなしに切り替わるので、着いていくのがやっとです。優子の心境や、他のキャラの真髄が書かれている本で、ふつうアニメを見ているだけでは解らない細かいエピソードも書かれているので、なかなかイメージしやすい本になっています。
極めてよくできた現在の童話 : きむ : 2007/12/06

ARをモチーフにした、ティーンになってしまう前の12歳までの子供たち(トェルブまで)が体験する世界。バーチャルな現実をどう受け入れていき、どう付き合っていくのか・・・?心をデータ化してIT技術に取り込むと起こるであろう様々な可能性を、ファンタジーの舞台にして進展してゆく世界。古い空間という発想も素敵ですね。NHKのアニメ版も高い完成度を誇っていますが、小説版もまたひとつ独特な世界を作っています。細かいことは気にせず濃密な霧の中のような世界を漂ってください。淡い読後感で3巻以降の展開が楽しみです。大人こそためらわずに読んでください。とうとうニューロマンサーの世界もここまで来たのですね。
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